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ポデーレ イル・パラッツィーノ

ポデーレ イル・パラッツィーノはキアンティクラシコ地区でも、もっともシエナよりの町ガイオーレ・イン・キアンティ近郊にあります。家族経営の小さなワイナリーですが、ワイナリーの規模からは想像できない、大変良質のワインを生産しています。

普通、ひとつのワイナリーで生産するキアンティクラシコワインは1種類なのですが、なんとこちらでは、3種類のキアンティクラシコワインを醸造しているのです。

イル・パラッツィーノイル・パラッツィーノイル・パラッツィーノ

同じキアンティクラシコでも何が違うのかというと、ぶどうを収穫する畑が違います。隣同士の畑でも、土質や傾斜などが違うため、ぶどうの味に影響を及ぼすのだそうです。そして、オーク樽も、ぶどうの味をなるべく損ないたくない場合は大きめの樽に、ぶどうの味が弱めのものは小さめの樽に、などいう風にぶどうの質により使い分けています。

3つのキアンティクラシコの中でも、Grosso Saneseはサン・ジョヴェーゼ100パーセントで造られています。現在では、キアンティクラシコワインにサン・ジョヴェーゼを100パーセント使用することが認められていますが、規定が変更される前はテーブルワインのカテゴリーでした。しかし、規定が変わることで、ようやくキアンティクラシコワインと呼ばれるようになりました。残念ながら、最近では、高価なキアンティクラシコワインよりもスーパータスカンと呼ばれる高価なI.G.T.ワインのほうが人気があることで、このワインをキアンティクラシコと呼ぶのは失敗だったかもしれないと、生産者のアンドレア氏はいいます。しかし、どのように呼ばれようとも、このワインがおいしいことには変わりありません。飲む人をうならせる旨さのある1本です。

イル・パラッツィーノでは、キアンティクラシコリゼルヴァは造っていません。なぜなら、一般的にリゼルヴァというのは、すべての畑からもっともよいぶどうを選んで造られるわけですが、このワイナリーでは畑ごとにぶどうの味に違いが出るので、よいぶどうといはいえ、あちらこちらの畑から収穫されたぶどうから味が交ざったワインを造るよりも、畑の特徴を生かした畑ごとのワインを造るほうが、よいものができるのだそうです。

イル・パラッツィーノイル・パラッツィーノ

このワイナリーの建物は、18世紀にさかのぼりますが、現在のオーナーであるアレッサンドロさんとアンドレアさん兄弟が本格的にワインを造るようになったのは1973年です。比較的新しいワイナリーではありますが、それでも30年弱、キアンティクラシコワイン造りに力を注いできました。

イル・パラッツィーノイル・パラッツィーノ-ヴィンサント

こちらで試飲できるのは、上述の3種のキアンティクラシコワインとI.G.T.に加え、実験的に造ったというぶどう品種コロリーノ100%使用のI.G.T.ワインというめずらしいワインも楽しめます。赤ワインもさることながら、こちらで造られる黄金色の美しいヴィン・サントは、しっかりと干しぶどうの甘い香りを保ちながらひつこくない甘さで、キアンティクラシコ地区で造られるヴィン・サントの中でも絶品です。

イル・パラッツィーノ

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