6月のワイナリーツアー

ブルネッロ とキャンティクラシコワイナリーツアー

6月初旬、ブルネッロ ・ディ・モンタルチーノとキャンティクラシコのワイナリーツアーをご案内した。ブルネッロでは家庭的な小さなワイナリーに、そしてキャンティクラシコは大手のワイナリーへ。

訪問先ワイナリーのリクエストがあればお受けしているが、この日はイタリアの祝日に当たりお客様のリクエストにあった有名どころのワイナリーは皆ことごとく休館だった。そこでリクエストを考慮しながらオススメのワイナリーをご案内させて頂いた。

ブルネッロ の葡萄

ブルネッロ のワイナリーでは、ちょうど葡萄が花を咲かせていた。季節の畑の様子を知ることができるのも、ワイナリー訪問の醍醐味の一つである。

ブルネッロ ワイナリーツアー

小さなワイナリーはどこも非常に手入れされていて美しい。葡萄畑も建物も、全てがトスカーナらしい写真スポットとなる。

トスカーナのワイナリー訪問は1軒につき1時間30分ほど要するので、1日で訪問できるワイナリーは午前・午後1軒ずつが妥当である。素晴らしい風景のなかで美味しいワインを飲んでいると気持ちがゆったりして、1日中ここでぼっとしていても飽きないのではないかと思える。あまりの気持ちの良さに知らぬ間に1時間30分が経っているのだ。

※1日3軒訪問も、もちろんのことアレンジ可能です!詳しくはお問い合わせ下さいませ。

ワイナリーの猫

ワイナリーの猫が日向ぼっこしてた。近くにすり寄っては撫でてほしそうにしたり、時には醸造所の見張りをしていたいつもの猫と少し違うような?尋ねてみると、いつも挨拶してくれてた母猫は先日亡くなり、この子は息子だそうだ。母猫はワイナリーの猫として生きて幸せだったろうな。よろしく、息子猫くん。

ブルネッロ のワイナリーの訪問を終えて、昼食はリクエストにお答えしてブロリオ城のレストランで。キャンティクラシコワインの配合の生みの親と言われるリカーソリはやっぱり人気がある。休日のこの日は木曜日で通常ならば休店日なのだが、祝日ということで運よくレストランだけが開店していた。一つでもリクエストにお答えできて良かった!

キャンティクラシコワイナリー

少し遅れて午後のワイナリーへ到着。予約できたのはグループ訪問だったので遅れていくのは気が引けたが、電話で遅れる旨を伝えるしかない。10分ほどの遅れで到着してみると、なんとプライベートでご案内して下さるとのこと!予約の際に通訳の時間を下さいとお願いしてはいたが、プライベートとはなんと幸運!

ワイナリー樽

大手の樽貯蔵庫はやはり圧巻だ。小さな家庭的なワイナリーも大きなワイナリーもそれぞれの見所がある。パシャパシャ写真会をした後は、お待ちかねの試飲タイム。

キャンティクラシコワイン

ブルネッロ とキャンティクラシコワイナリーを訪問するということは、まずは地区の異なるサンジョヴェーゼ品種を比べることができる。

そしてキャンティクラシコ地区のこのワイナリーでは、サンジョヴェーゼ100%と、サンジョヴェーゼに他の品種が混ざったもの3種類(土着品種・メルロー・カヴェルネ)を比べることが出来て面白い。お客様の好みも分れるところも興味深い。リゼルヴァは年代、性別を超えて好かれるのは至極当たり前かもしれないが、実は私はリゼルヴァとベース(アンナータ)のワインならリゼルヴァは一歩上とは理解できるのだけれども好みはベースの方なのだ。

この日のお客様は若い男の子グループだった。私の話なんて聞いてくれるのかな?つまらなくないかな?と少々不安だったのだが、とても熱心にメモりながら聞いてくれて、片道2時間があっという間だったと言ってくれたのがとても嬉しかった。

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