久しぶりにキャンティクラシコワイナリー訪問

キャンティクラシコワイナリー訪問

キャンティクラシコワイナリー訪問

この日のツアー最終地となるキャンティクラシコワイナリーを訪問。

コロナ禍でツアーが途絶えて2年強、それでも欧州からのお客様をブルネッロ ワイナリーへご案内したことはあった。しかし、キャンティクラシコワイナリーとなると、本当に久しぶりだ。

5月の葡萄の木

午前に訪れたブルネッロ のワイナリーの標高が高い畑に比べて250mほど低い位置にあるこの畑は、葡萄が蕾を膨らませるほどに成長していた。キャンティクラシコ地区の中でもこの辺りは生育が1週間ほど早い。

葡萄畑

まずは畑の説明を伺う。説明通りに土壌の違いを目の前で見ることができるのは、キャンティクラシコ地区の畑がどれほど複雑かを物語っている。

ワイン試飲

畑、醸造の話の後に、4種類の赤ワインを試飲した。キャンティクラシコ地方には3種類のキャンティクラシコワインが存在し、スーパートスカーナと呼ばれたワインも多く生産している地区である。このワイナリーでは、その全てを試飲できる。

そして、ここでお客様の好みが分かれるのが面白い。多くの方がリゼルヴァを好まれる。確かにリゼルヴァは存在感がある。胡椒が効いた肉汁たっぷりのビステッカが食べたくなるよね!

私は、どのワイナリーを訪れても、ベースのキャンティクラシコと何よりもグランセレツィオーネが大好きである。

サンジョヴェーゼ品種100%のブルネッロ はエレガントな女王だが、サンジョヴェーゼ品種80%を基準に複数の品種を混ぜても構わないキャンティクラシコは時には楽しい村娘、時には優しいお姉様と複数の顔を持つことができる。生産地区の広さもあり、そこがキャンティクラシコワインの面白いところの一つである。(ワインは男性名詞なので男性で表現すべきなのだろうが、私の中のサンジョヴェーゼは女性なのだ。この時代、男女で分けるのは時代遅れかもしれないが)

ワイナリー

このワイナリーは、コロナ禍で大変だった時、オンラインのワイナリー訪問を快く引き受けてめちゃくちゃ上手にこなしてくれた。そして、私達夫婦がこの仕事を始めて最初にお世話になったワイナリーでもある。その時から変わらず、本当に親切に接してくれるワイナリーで、そんなところも美味しいワインに反映しているかも知れない。

ワイナリーツアーはアレンジも可能ですので、どうぞお気軽にお問合せ下さいませ。

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