ボローニャとフェッラーラツアー

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ボローニャとフェッラーラツアー

13世紀から始まったエステ家統治のもと公国として栄えた町フェッラーラと、世界最古の大学があるボローニャを訪れます。

まずはフェッラーラを訪れます。フェッラーラは13世紀から4世紀、エステ家が統治した国で、15世紀末にエステ家のエルコレ1世によりルネサンスを体現する町として増築されました。ルネサンスの町としての都市計画が現存していることで1999年に世界遺産に登録されています。町の中心となる堀に囲まれたエステ家居城は内部を見学することができ、天井が美しい寝室や台所も興味深いです。実際に使用されていた地下牢は恐ろしいと同時に迫力があります。ここで文芸保護に力を注いだイザベラ・デステが生まれ、フェッラーラに嫁いだチェーザレ・ボルジアの妹ルクレッツィアも暮らしました。 そして、エステ家の宮殿として建設され、現在はコズメ・トゥラ、ガロファロなどのフェッラーラ派の絵画を所蔵する国立美術館となっているディアマンテ宮も見所です。ディアマンテはイタリア語でダイアモンドという意味で、鋭く均質に彫られた白い石片がダイアモンドのように見えることからディアマンテ宮と呼ばれています。

エステ家のもう一つの別荘であるスキファノイア宮にあるコスメ・トゥラをはじめとするフェッラーラ工房によるフレスコ画も必見です。また、町の守護神サン・ジョルジオ(聖ゲルギオス)を奉る、ロマネスク・ロンバルディア様式の大聖堂のファーザードは回廊が重なる3尖塔式でユニークな形をしており、ロマネスク様式の彫刻が非常に面白いです。また教会の側面に柱廊の連なるカラフルなアーケードが付いているのも珍しい形です。フェッラーラは教会を中心に、一方がルネッサンス様式で飾られた見事な宮殿がある地区ですが、もう一方は中世の面影が残った庶民的な地区があり、町がどのように発展していったかが分かります。

フェッラーラを後に、次に向かうのはボローニャです。町を見学する前に、美食の州の州都ボローニャにて、昼食を召し上がって頂きます。パスタ「トルテッリーニ」や「ボロネーゼ」、ボローニャのハム「モルタデッラ」など、ボローニャは美味しいものばかりです。

昼食後、町中に40㎞続くポルティコの下を歩きながら赤色の町ボローニャの散策開始です。町の中心マッジョーレ広場には、ジャンボローニャ作のネプチューンの噴水を中心に、サン・ペトローニオ聖堂、既に完成していたアックルージオの塔を囲み1287年から建築が始まった市庁舎、1212年に建設されたアレンゴの塔のあるポデスタ宮殿、バンキ宮殿が並ぶ大変美しいものです。

町の守護聖人聖ペトローニオを奉る聖ペトローニオ聖堂のファザードは半分が未完成です。計画ではキリスト教界で一番大きい聖堂になる予定でしたが、ローマのサン・ピエトロ寺院より大きくしてはならないとして、法王が工事中止を要請したとも言われています。内部にはイタリアの天文学者カッシーニにより1655年に作られた天井の穴から差し込む光を利用した日時計があります。今でも正確にボローニャの正午と日没時間を示しています。

聖堂横のデッラルキジンナージオ通りを行くと、世界最古の大学と言われるボローニャ大学の旧学舎があります。2階には図書館と、解剖学劇場と呼ばれる解剖室があり、見学できます。(日曜休)
この町も中世の時代は塔が約100本を数えたと言われています。現在では、「アシネッリの塔」と「ガリセンダの塔」が町のシンボルであり、アシネッラの塔には登ることができます。

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ツアー料金(1名様/税込)

参加人数ドライバーのみ日本人ガイド同行
1名様550ユーロ630ユーロ
2名様275ユーロ315ユーロ
3名様190ユーロ170ユーロ
4名様150ユーロ145ユーロ
5名様125ユーロ140ユーロ
6名様110ユーロ125ユーロ
7名様95ユーロ
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