サン・ジミニャーノ

世界遺産サンジミニャーノ観光情報。

歴史

サン・ジミニャーノは、1990年に世界遺産に指定された中世の塔が残る町です。町へ到着するとすぐ目に入るのは、城壁の門から覘く中世の町並みとその先にそびえる塔です。石造りの町を歩くと、まるで時代映画のワンシーンに入り込んだような気分になります。

春から秋にかけて、特に夏期のハイシーズンには世界中から観光客が集まりますので町はごった返しています。冬期のオフシーズンは多くの店やレストランが閉店してしまいますが、町を独り占めしながらゆっくり散策できするのも楽しいものです。町の特産物の白ワイン「ベルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ」が買えるエノテカや、もう一つの特産品サフラン、いのししのサラミなどの土地の物産店、皮革製品店、手縫い刺繍店など数多くのお土産屋があり、ぶらぶらと町を散策しながらお店を覗くのも楽しみの一つです。

町の広場にある市庁舎の塔は登ることができ、レンガ色の屋根瓦の町並みと美しいトスカーナの田園風景が堪能できます。井戸のある広場には、世界チャンピオンのジェラート屋があります。どの味も、素材の味を感じることができ、満足のいく美味しさです。

観光

グロッサの塔

住所 Piazza Duomo, 2

料金 

    • 9ユーロ:市立博物館と共通チケット(48時間有効)
    • 7ユーロ(11歳〜16歳、65歳以上)
    • 無料(6歳以下)

開館時間

    •  4月1日-9月30日 10:00-19:30
    •  10月1日-10月15日 10:00-18:00
    •  10月16日-3月31日 11:00-17:30
    •  1月1日 12:30-17:30
    •  12月25日 休館

塔の上からは、サン・ジミニャーノの街の全景とその周辺の美しいトスカーナの田園風景が楽しめます。

階段は218段です。広い階段ですのでゆっくりと登ることができます。(最後の数段のみ、急な梯子段です)

グロッサの塔は市庁舎の塔です。館内は美術館にもなっています。リッポ・メンミの「荘厳の聖母」をはじめ、シエナ派の絵画、そしてフィリッピーノ・リッピの「受胎告知」があります。

ドゥオモ / 被昇天の聖母マリア聖堂

住所 Piazza Duomo

料金 

    • 5ユーロ
    • 3ユーロ(11歳〜16歳)
    • 無料(6歳以下)

開館時間

    •  10:00-18:00
    •  日曜・祭日 12:30-18:30
    •  木曜 休館
    •  観光閉館日:1月1日、1月16日 – 31日、カーニバル最終日の前の4度の日曜日、3月12日、8月第1日曜日、6月第3日曜日、11月16日 – 11月30日、12月25日

ドゥオモの壁一面に、14世紀のシエナ派の画家による聖書の物語が描かれいます。フレスコが好きには、必見です。

サンタ・フィーナの礼拝堂

サン・ジミニャーノの聖女フィーナに捧げられた礼拝堂は、ドメニコ・ギルランダイオによる聖女フィーナの物語のフレスコ画が描かれています。

1年の催し

中世の時代祭り

6月の第3週末

サンジミニャーノが栄えた1255 年から1324年に開催された豊穣な大地を祝うお祭りを再現しています。サンジミニャーノの4つ地区が歌や弓矢の競技などで競い合い、豊作を願います。

サンジミニャーノ中世祭り

行き方

フィレンツェからシエナ行きのバスを利用します。途中、ポッジボンシで乗り換えます。

効率的に巡るには?
easyfirenze.comの専用車がお勧めです。モンテリッジョーニ、コッレ・ディ・ヴァルデルザ、サンジミニャーノの3つの村を巡る中世の田舎町ツアーや、モンテリッジョーニとシエナなどアレンジも可能です。

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