キャンピングカー・デビュー

キャンピングカーでドロミティ山脈

この夏、キャンピングカー・デビューした。

キャンピングカー

私たちは仕事の都合で夏の休暇の予定が立てにくく、しかも犬同伴の旅となる。それで宿の事前予約をさほど考えなくてよいキャンプを始めたのが、12年前。テント以前はホテルよりはアパート宿泊が多かったので、私には、休暇に来てまで食事を作らねばならないのが辛かった。しかしキャンプ場での青空の下の台所だと、同じ料理を作る作業でも気分が紛れた。

とはいえ、昨年のキャンプでは、到着後の酷暑でのテント設営の大変さとテントの中に雨が降ってしまったことで、少々、嫌気がさしたのである。そんな折、たまたま見学に行ったキャンピングカー販売店で、小型で比較的ゆったりしたダイネットなど私たちの目的・好みにぴったりの一台に出会ったのだ。

ムラツ山

早速、7月にヴェネト州のドロミティ山脈へ出かけた。家々は美しく飾られ、リュックを背中に背負いリラックスして散歩できる、という何でもないことが、どれほど有難いことか!フィレンツェとは大違いだ。

エーデルワイス

アルプスといえば、エーデルワイス。雪の結晶のような花が美しい。イアリア語ではステッラ・アルピーナで、アルプスの星と呼ぶ。夏、この地方に来ると必ず出会うが、鉢植えか家の庭に咲いているのしか見たことがないので、一度、野に咲くエーデルワイスに出会ってみたいものだ。

17世紀の家

Canale d’Agordoという小さな村は、私と旦那がはじめて一緒にドロミティ山脈を旅行した時に滞在した場所である。写真は、17世紀の歴史的建築物である。

最初に来たのは25年ほど前なので、建て替えられた家も多く、毎朝寄ったバールも無くなっていた。今も残っていたお土産屋のおばさんと話しをしていて、昔泊まった宿を見つけることができた。旦那とは喧嘩し続けながらも、親と過ごした期間と同じく1/4世紀が過ぎたのは感慨深い。

ドロミティ山脈の家

天気にも恵まれて有難かった。山へ登るのも素敵だが、村から村へ散策するのも面白い。

犬とリュック

しかしながら村と村の間を歩くだけでは娘が満足しなかったので、標高の高い山小屋まで歩くことにした。最後にかなりの坂道が待っていて、なかなかに厳しい道となった。それでも犬は頑張って歩いてくれたが、最後にはギブアップしたので犬用リュックに入れられた。

チラシ

別の日、近くの山小屋で「土曜、日曜、鹿のシチュー。ポレンタと赤ブルーベリー添え(ブルーなのに赤というのも不思議だが)」の張り紙が!!!こ、これは行くしかない!

鹿のシチュー

ということで、週末に山小屋に戻ってきて、いただきました。鹿の肉はとてもあっさりしていて、それが甘酸っぱい果実のソースとぴったり。ポレンタも、私が家で作る粉を練ったものとは全く違う!山歩きの時はパニーノばかりなので、心もお腹も満足した。ラグレインの赤ワインを合わせたかったが、暑い日だったのでワインを飲むと歩けなくなりそうで諦めた。今回は、いつも通りの体育会系の休暇ではなく、ほんの少しだけ贅沢できたのが嬉しい。

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