世界遺産のピエンツァのドゥオモ。
ピエンツァのピオⅡ世広場にあるドゥオモは、トラバーチンの白が美しい。
ルネッサンス様式のこの町も鐘楼だけは、ドイツで過ごしたこともあるピオⅡ世の好みだろうか、とてもドイツ風である。この鐘楼は、角度を変えるととてもいい味を出してくれる。
内部は、決してきらびやかではないが、ピエンツァの町らしい愛らしさがある。
フィレンツェやシエナなどの大きな町のドォウモに比べると、大理石がふんだんに使われているわけではなく、華やかなフレスコ画が描かれているわけではない。しかし細部をよく見ると、凝っているのがわかる。
特に、窓の装飾が大変美しい。
左側の窓のひとつ。
右側の窓のひとつ。左側と同じ柄である。
いくつかある窓の隣同士は違う柄だが、左右対称で同じなのかもしれない。
右側の窓。
これまた右側の窓。
同じような写真ばかりで恐縮だが、光が差してとても綺麗だったので。
隣同士の窓を撮ったのだが、色がこんなに違うのは光のあたり具合が微妙に違うからだろうか。
とにかく「これはいい!」と思ったものは撮りまくる、というのがわかる気がする。
その後で、私のような素人は「これだ!」と勝負の一枚を選びきれないのが困るのだが・・・。
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