秋のキャンティクラシコワイナリー3軒

秋のキャンティクラシコワイナリーツアーへ。

今日のキャンティクラシコワイナリーツアーは、リカソリ(カステッロ・ディ・ブロリオ)とカステッロ・ディ・アマにて試飲(訪問なし)、そしてアンティノーリで昼食、訪問、試飲というものであった。通常、ツアーは2軒のワイナリーを訪問・試飲でご案内をするのだが、今日は3軒、うち2軒は試飲のみという変形パターンであった。訪れたことのあるワイナリーばかりとはいえ、試飲のみで満足感を得るツアーとなり得るのか、少し不安を感じながらフィレンツェを出発した。
 秋のキャンティクラシコワイナリーツアー
リカソリのエノテカにちょっと早めに到着したので、少しでもお城の見える場所で写真をと、移動。なんとかまぁ、見えるかな。この周辺はリカソリ所有の畑が占める。

リカソリ畑
少し曇りがちだが、それがまた黄葉し始めた葡萄畑に秋を感じさせる。

リカソリエノテカ
さぁ、エノテカへ!

リカソリボトル
基本のキャンティクラシコを含めた3種類のワイン試飲で5ユーロ、またはトップクラスのワインを1杯3ユーロで試飲できる。なんや、めっちゃお得なお値段やで???ということで、キャンティクラシコの中でもトップのカテゴリー「グランセレツィオーネ」2種類(単一畑と、すべての畑の中から最高の葡萄を選んで造ったもの)と、メルロー100%のワインの3種類を試飲。

リカソリワイン
ボトルを購入すると試飲代が無料。ただし、どの種類のワインを何本で無料になるかは、その時次第のようである・・・。

アマ畑
次に、カステッロ・ディ・アマへ移動。

アマ畑ベッラヴィスタ
携帯写真なので美しさが伝えられないのが、残念である。アマでは、15ユーロで3種類のワインを試飲。今日の試飲メニューは、ピノ・ノワールのIGT、グランセレツィオーネのサン・ロレンツォ2013年と2007年(ただし、このワインは2009年まではリゼルヴァと呼ばれていたので、正確には3本目はリゼルヴァ2007年)。ヴィンテージの異なるワイン飲み比べができたわけである。
そして!メルロー100%のラッパリータを特別に試飲させてくださった!ぎゃー!なんという幸運!ありがとうございます。これで、メルロー100%を2社で飲み比べ出来たなんて楽しすぎる・・・。とはいえ、本日、わたくし、禁酒に徹して、ワインごとに異なる香りを感じるだけ。死ぬほど苦しかったザマす。だからなの?肝心なボトルの写真がないじゃない!

アンティノーリ
最後に、アンティノーリ。この建物はいつ見てもこのラインが綺麗。

アンティノーリ階段
螺旋階段って、いいね。レストランまで登るのしんどいけれど。

貯蔵庫
今日はツアーにくっついて行っても良いと許可が出たので、醸造所・貯蔵庫も見学。右手のガラス張りの中で試飲が行われていたけれど、プライベートツアー用なんだって!試飲だけじゃなく、ランチも可。

アンティノーリ試飲
今日の試飲は、ヴェルメンティーノ(ボルゲリ地区グアド・アル・タッソ)、キャンティクラシコ・ヴィッラ・アンティノーリ、ロッソ・ディ・モンタルチーノ(ピアン・デッレ・ヴィーニェ)の3種類。日によって試飲できるワインが異なるが、とにかく3種類。今日のメニューは悪くない。
訪問終了後に、エノテカでソライアやティニャネッロなどが有料試飲できる。
離れた場所にある3軒、エノテカオープン時間、訪問予約時間など考慮すると、先の2軒は駆け足だったが、購入もしながら訪問できてホッとした。もちろん、お客様も駆け足をご理解してくださって協力的であったということも大きい。
しかし、こういうパターンでも興味深い訪問ができるのかと新たな発見であった。
有名どころは訪問がグループ訪問で時間が決まっているので難しいこともあるが、プライベート訪問可能なワイナリーならば、少し駆け足は否めないが、1日3軒も可能かも、です。

ブログランキングに参加しています。よろしければ、応援クリックお願い致します。

この記事をシェアする

Facebook
Twitter
Pinterest

関連記事