- 冬のボルゲリ3軒訪問
- ワイナリー「グラッタマッコ」
- ワイナリー「レ・マッキオーレ」
- ワイナリー「ジョヴァンニ・キアッピーニ」
レ・マッキオーレ。
食後に向かったのは、『レ・マッキオーレ』。収穫後の畑に植えられているのは穀類や豆類など。これらは春になると土中に埋められ、いろんな面で畑に効く。ビオ、ビオディナミを実践するワイナリーならではの試みである。
醸造所に行くと、不思議な機械が?これはフィルターだそうで、こんな形のフィルターは初めて見た。ってか、フィルター使ってんの?ということは、きっとすごく性能の良いものなんだろうな。ワイナリー訪問で作業を垣間見れるのは訪問の醍醐味である。ボルゲリロッソのボトル詰め作業の一環らしく、ボトル詰め作業は1年で20日間ほどしか行わないのだそうだ。ワイナリーは剪定前の冬の時期は暇なのかと思いきや、ボトル詰め、発送、試飲会で忙しい。
ここも小樽。どこもフランス製のオーク材。
これが醸造所周辺の土壌。川石がゴロゴロと、なかなかに厳しい土壌。
4種類を試飲。メルロー100%、シラー100%、カヴェルネ・フラン100%、そして3種の品種が入ったボルゲリロッソ。
2014年のパレオは販売前で、日本人で初めの試飲よって!なんと光栄な!
2014年は夏に雨が多く、非常に難しかった年。生産量を減らして品質を保つということをどこのワイナリーでも行った。だから品質は保たれたわけだが、2014年のパレオは待たずとも早めに楽しめて、そう言った意味でレストランで人気となる1本だそうだ。最初にフルーティな感じが広がる、香草や野菜の香りが素晴らしいいつものカヴェルネ・フランとはちょっと違う顔を持つ。しばらくするとフランの特徴の緑の香りも際立ってくるが。私、ちょっと暗めでしかし透明感のある美少年のようなフランが好き。レ・マッキオーレはフランの美味しさを教えてくれたワイナリーである。
レ・マッキオーレのシラーは、アメリカやオーストラリアの濃い顔のマッチョというよりは、AB型のちょっとミステリアスな芸術系男の子みたい♪
繊細なワインなのは、オーナーが女性だからかしら?と案内役の方もおっしゃっていたけれど
今の醸造家はこの方でーす♪11月に日本で開催されたインポーターが主催されたの試飲会でお会いした方も多いかと思いますが、ジャンルカさんです!お客様が日本での試飲会に参加した旨を伝えると、ご挨拶に来てくださいました。目をつぶったままの写真でごめんなさい、ジャンルカさん。
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