サンミニアートの白トリュフ祭り2025

トスカーナ州サンミニアートの白トリュフ祭り

サンミニアートの白トリュフ市

リクエストにお応えして、久しぶりにサンミニアートの白トリュフ祭りをご案内した。トスカーナの小さな村サンミニアートは、イタリアで1、2位を誇るトリュフの産地である。

毎年、11月の週末に開催されるこのお祭りは、トリュフとその関連商品はもちろんのこと、主にトスカーナの生産者や企業が出店している。

チェチリア・ラバッシ氏

サンミニアートのあるピサ県からフィレンツェ県にかけての一帯を、チョコレートバレー(チョコレートの谷)と呼ぶ。そのチョコレートバレーから、チョコレート職人であるチェチリア・ラバッシ氏が出店。

彼女は世界で最初の女性チョコレート職人で、なんと!あの有名なトスカーナの板チョコ「アメデイ」の創業者である。少し商業的になった「アメデイ」を引退し、新たに立ち上げた自社ブランドはCECILIA RABASSI 。カカオから選択する繊細な味のチョコレートは、梱包も美しい。予期せぬ出会いが嬉しかった。

ネッチの鉄板

こちらはトスカーナ州はピストイアにある山乳から作るカプリーノチーズの農家。山の中で約600頭の山羊を飼い、その上、所有地に栗林があることから栗の粉も生産する。その栗の粉で作ったクレープ「ネッチ」をいただいた。

ネッチとリコッタチーズ

水で溶いた栗の粉を鉄板で焼くだけという、非常にシンプルな1品だ。栗の自然な甘さが優しい素朴な味である。ネッチとリコッタチーズの組合せは最高のオヤツとなった。

カラブリアの屋台

トスカーナ以外の屋台も出ている。いかにも辛そうな食品は、そう、唐辛子で有名なカラブリア州のもの。プーリア州やシチリア州と南イタリア勢の屋台は、天幕にカラフルな賑やさを添えていた。

サンミニアートのトリュフ祭り

さて、お祭りの主役はトリュフ。サンミニアートにある数軒のトリュフ農家の屋台に黒トリュフと白トリュフが並ぶ様は圧巻である。残念ながらトリュフの採集量は年々減っていると聞くが、それでも今年は適度な天候もあり満足のいく収穫量であったと聞く。ゆえに、キロあたりの料金も平均のようだ。

トリュフバターなど、トリュフの加工品もご購入いただけた。

サンミニアートのドゥオモ

少し高台にある赤茶色のサンミニアートのドゥオモは、こんな小さな村にしては大きくて立派である。今回は時間がなくて中を見学できなかったが・・・。

小さな会場なので2時間では時間が余るのではないかと危惧したが、試食や購入しながらなんとか一通り回ることができた。

チーズ売り

イタリアに対して新鮮な心を無くしつつある私は、この手のイベントは面白いのか?という疑問があったが、一気にトスカーナの商品に出会えるのはやはり貴重な体験なのだと納得した。確かに、他国でこの手のイベントがあればテンション上がるもの!素敵な出会いもあったし、リクエストに感謝!

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