トリュフの里サンミニアート10月訪問。
イタリアで、いや世界で、一番香りの良い白トリュフが採れる町といえば、ピエモンテ州のアルバとトスカーナ州のサンミニアートである。トスカーナでは他にもサン・ジョヴァンニ・ダッソもトリュフの村として知られているが、なんといっても香りが良いとなると先の2つの町なのだそうだ。
サンミニアートはフィレンツェから西へ車で1時間強の小さな丘の上の村である。
普段は静かな村の広場。広場に面して、17世紀に建築された司祭館が建つ。
こういう田舎の村での静かな結婚式も絵になるなぁ。偶然、見かけたのだけど、とても素敵。
これがトリュフ祭りの時期となると、このように屋台が並ぶ。
11月の週末に開催されるトリュフ祭りは、今年は11日12日、18日19日、25日26日。
フィレンツェからサンミニアートへの行き方
イタリア国鉄フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅発、サンミニアート-フチェッキオ駅(San Miniato-Fucecchio)下車。
駅前のバス停から、バスで約30分ほど。サンミニアートの広場下車。
バスの予定は、以下のページから。
出発地:San Miniato Basso、到着地: San Miniato Altoで検索すると、時刻が出ます。
http://www.pisa.cttnord.it
このトリュフ祭りは、お祭りだから見ていても楽しいわけだが、気をつけないと偽物というか2流品トリュフも多く出店されているという事実。トリュフ入り商品でも、香りがほとんどしない2流品のトリュフを使用して香料を加えているというものも少なくない。知っていなければ、失敗するのである。実際、私も一度、トリュフ塩で失敗した。とはいえ、やはりトリュフがずらりと並ぶ様は日本では見ることのできない光景なので、面白い。
町中のお菓子屋で、秋限定でトリュフ入りのカントゥッチが販売される。
どうだろう?美味しいだろうか?今年こそは買ってみたい!
トリュフ狩りの様子を実演中。トリュフ犬って、本当に賢い!
平日の昼間からゴロゴロ、あ~あ、うちの犬がトリュフ探したらなぁ。
まぁ、それはもういい香りを放つ採りたての白トリュフ。
トリュフ農家で手際よく作ってくださったトリュフを使ったお料理。トリュフ入りのカンノーロなんて、最高
サンミニアートのレストランにて、トリュフの昼食。サンミニアートの幾つかのレストランでトリュフのパスタをいただいたが、すべてのレストランで良質なトリュフを使っているわけではない。残念ながら。不味いということは決してなく、顔を近づけてパスタを口に入れるとトリュフの味がするが、いまいち迫力に欠けるところがある。しかし地元のトリュフを使用している認定付きのレストランのパスタは、さすがである。上記のトリュフ農家のトリュフ使用の品は、顔をお皿に近づけなくともふわ~と素晴らしい香りがたつのである。
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