復活祭のお菓子

復活祭の地方菓子「パスティエラ」と「フィアンドーネ」

似非キリスト教徒しかいない我が家では、復活祭の食事は何も特別なことはしない。というか、料理が得意でない私には復活祭の食卓など無理な話だが、復活祭のお昼ぐらいは肉が食べたいという旦那の意見を受けてサルチッチャでソースを作ったことぐらいだ。こういう日は義母が恋しい・・・。

そんな我が家に、復活祭の美味しいプレゼントが届いた。

復活祭の地方菓子パスティエララ

この復活祭の休暇は、ゲームに夢中で引きこもりかと思うような高校生の息子が、ゲームで知り合いあったトリノ在住の友人宅へ遊びに行くという驚きの出来事が起こった。フィレンツェの中心地さえも出かけるのが億劫な息子が、電車で、一人で、トリノまで!!!はじめてのお使い並みに心配やわ。

親の心配をよそに、無事、トリノの3日間を満喫し帰宅した。その上、トリノのご家族から手作りの復活祭のお菓子「パスティエラ」を頂戴した。

リコッタチーズをふんだんに使用したナポリのお菓子「パスティエラ」。自分で作るには難しく、大好きだが食べる機会がなかったのでとても嬉しい!翌日には味が落ち着いてさらに美味しくなっていた。

フィアンドーネ

そしてパスクェッタの日に友人の集まりで、アブルッツォ州の復活祭のお菓子「フィアンドーネ」も試す機会を得た。アブルッツォ州出身の旦那様がいる友人はアブルッツォ州の料理に長けていらっしゃる。これもまたリコッタチーズをたっぷり使ったお菓子で、私は大好き!チーズケーキにも似ているが、タルト生地にチーズケーキの生地を入れる。生地には生クリームが入っていないので焼き上がりは軽く、チーズケーキとスポンジケーキの間のようなお菓子だ。土台がクッキーではなくタルト生地というのが良い。

復活祭のお菓子

私はティラミスもチーズケーキも全てリコッタチーズを使うので、この2品はいずれも大好きなお菓子である。お陰様で、少しは復活祭らしい気分を味わえた。

イタリアはイベントごとに地方菓子があるので、とても面白い。きっとまだまだ知らない地方の復活祭のお菓子があるのだろうなぁ。

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