朝霧の中のヴィンチ村

オリーブ

レオナルド・ダ・ヴィンチが生まれた村は、オリーブの里。ヴィンチ村から生家のあるアンキアーノまで約3kmの道のりは、素晴らしいオリーブの林が続く。訪れた日の朝は、霧が立ち込めていた。そういえばトスカーナで一番美味しいオリーブオイルの産地として有名なレジェッロ地域も、霧が出る。この霧が美味しいオリーブオイルの秘密なのかもしれない。

霧

高台にある生家からの眺めは、レオナルドが21歳の8月に描いた素描を彷彿させる。この日は景色が雲海に隠されているのが残念である。雲海は、それはそれで幻想的で綺麗ではあるのだが。

レオナルド

1473年8月5日の日付とレオナルドのサインが記されている素描。現在は、ウフィツィ美術館所蔵だが、一般公開はしていない。

薔薇

11月後半というのに、薔薇がまだ咲いていた。朝露が光に輝き、さらに美しさを増す。

ちなみにレオナルドの生家と書いたが、生家と呼ばれるのは記念館だ。後年、レオナルドの父親が購入した家というだけで、レオナルドが生まれた家ではない。残念ながら・・・。

しかしレオナルド・ダ・ヴィンチが、この土地で生まれ育ったのは確かなのである。粛然とした景色を眺めていると、レオナルドの静かな絵の原点を感じるようだ。

洗礼桶

生家(記念館)のあるアンキアーノからヴィンチ村へ移動して、レオナルドが洗礼を受けた教会を訪れる。洗礼堂はもちろん修復されてはいるが、洗礼桶は当時のものだという。生誕の翌日となる1452年4月16日に洗礼を受けリオナルドと名付けられたと、レオナルドの祖父の日記が物語る。

キリスト洗礼

キリストの洗礼

洗礼堂を飾るのは、『造形の詩人』と呼ばれるチェッコ・ボナノッテの彫刻。私、彼の作品が、大好きである。

最後の晩餐

最後の晩餐

宙に浮いた感じもいいし、テーブルもお皿の上のパンもいいし♪ユダはどれだこの2作だけでなく、受胎告知、受難、磔刑、復活、最後の審判とシリーズ(?)なのよん

ヴィンチ

ヴィンチ村には、レオナルド博物館がある。レオナルドの手記に残された発明を模型にした展示が面白い。よくもまぁ、こんなものまで、という広い分野の発明の数々には、改めて驚かされる。

ヴィンチ村ながめ

これは博物館となっているグイド伯城の塔の上から。現在は工事中だが、124段を頑張って登ると、こんな景色が楽しめる。

屋根

屋根瓦のレンガ色にオリーブの緑との組合せが、トスカーナらしくて良い。

扉

ヴィンチ村はとても小さいが、所々、味のある風景が楽しめる。

ヴィンチ村レオナルド博物舘
11月-2月: 毎日 9.30-18.00
3月-10月: 毎日 9.30-19.00
12月25日と1月1日: 15.00-19.00
閉館45分前まで、チケット購入可能。

レオナルド・ダ・ヴィンチ生家
11月-2月: 毎日 10.00-17.00
3月-10月: 毎日 10.00-17.00
12月25日と1月1日: 15.00-19.00
閉館45分前まで、チケット購入可能。

生家と博物舘共通チケット:
€11,00
割引€ 8,00(14歳から18歳まで、65歳以上、、6歳以下無料)
家族割引€ 20,00(14歳以下の子供1人)€ 25,00(14歳以下の子供2人)€ 30,00(14歳以下の子供3人)

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