アレンジツアーで、オルチャ渓谷とモンテプルチャーノワイナリー訪問。
ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノを生産するワイナリーを訪れた。
7へクタールの畑を持つ小規模ワイナリーだが、そよ風が吹く傾斜にそった畑は素晴らしい眺めである。
ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノというワインは、サンジョヴェーゼを主体としたワインの中でも柔らかさが特徴のワインとなる。トスカーナワインのトップといえばブルネッロ、そして知名度の高さといえばキアンティ(キアンティクラッシコ)。ヴィーノ・ノービレは、手間とお値段でいえばこの2つのワインの中間に位置する。
大樽を使うワイナリーは、樽貯蔵庫にいても落ち着く
今日もさすがと唸る出来のワインで、お客様にも絶賛していただき、ホッと胸をなでおろす。美しいワイン達に惚れ惚れ
ヴィーノ・ノービレはコスパが良く飲みやすいワインと思うのだが、モンテプルチャーノ・ダブルッツォとよく勘違いされる。日本での知名度が低いのかな?上品さがダブルッツォとはランク違いなので非常に残念なことだ。是非、どんどん飲んでいただきたい銘柄である。
ワイナリーの玄関も素敵。紫陽花が咲き始めたトスカーナ。青空と紫陽花、イメージがなかったが、これも良し。
ワイナリー訪問後は、モンテプルチャーノにて昼食、散策。
モンテプルチャーノにある最近の私のお気に入り教会。ベルばらが好きな私は、ロココに似たバロック様式に惹かれるねん。
モンテプルチャーノの後は、世界遺産の街ピエンツァへ。ピエンツァのドゥオモは、今日も光が溢れている。500年前から変わらない、ピウス2世が愛した教会。
オルチャ渓谷を見渡して・・・。いつ見ても、何度見ても、ため息が出るほど美しい。
そして、ピエンツァといえばジェラート!今日は、『ローズマリーとイチゴ』に『バナナサラダ』。バナナサラダとは、バナナ、レタス、リンゴ。この順で味がじわじわっと感じたよ。このジェラート屋が作るレタス入りのジェラートは、どのパターンも美味しくて、さすがシェフのジェラートと感心する。
フィレンツェへの帰途の途中、オルチャ渓谷の写真スポットで撮影タイム。5月のオルチャ渓谷は本当に美しい。遠くまで走り出したくなるような気持ちの軽さを感じる緑の丘陵地。数日前から上がった気温。ふと気がつくと夏の雲。いい味出してる!
おなじみの糸杉たち。ちょっと前まではこの周辺は緑一面だったのだが、からし菜の黄色が混じった丘陵地は嬉しいサプライズ。
ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチャーノツアー
ツアー料金はお申込み人数で異なります。2名様以外の場合は、ツアーページをご覧いただくか、お問合せください。 別途、昼食代、ワイナリー試飲代が生じます。