サン・マリノ神社
サン・マリノ共和国訪問の際に、サン・マリノ神社に立ち寄りたいとリクエストを頂いた。イタリア(サン・マリノ共和国はイタリアではないけれど)に神社があるいう噂は聞いていたが、サン・マリノ共和国に在って、そこを訪れる機会を得る機会を得るとは想像だにしなかった。
葡萄畑にオリーブの木、糸杉と、イタリアでお馴染みの風景の中に鳥居と灯篭とは、とても不思議な感じがする。
鳥居をくぐって参道を歩くと、小さいながらも本殿が見えてきた。想像以上に本格的で驚いた。それもそのはず、この神社は神社本庁が承認した欧州で最初の本格的な神社なのだ。
伊勢神宮と同じく主祭神が天照大神で、東日本大震災の被害者への追悼の意を表して何か残したいということで2014年に建立された。イタリア(じゃなくてサン・マリの共和国だけど)で、狛犬に出会うとは!
神社横に広がる葡萄畑からサン・マリノ神社ワインというのが生産されているそうだ。次回は飲んでみたいが、隣接する農家で売っているのかしら。
葡萄畑の奥に見える丘がサン・マリノ共和国の中心街があるティターノ山だ。
正直なところ、こんなところに神社って、どうよ?と懐疑的な気持ちで訪れたのだが、この場所は森羅万象に神が宿るという神道の精神が見事に表現された聖域と呼ぶに相応しい自然があった。
ブログランキングに参加しています。よろしければ、応援クリックお願い致します。