コルトーナへ

イタリア コルトーナ。

サンタマルゲリータ教会
コルトーナは丘に沿って発達した町である。一番高いところは標高約600mで、そこにはコルトーナの聖女であり守護聖人である聖マルゲリータ聖堂が建っている。
ツアーは、この聖堂から始まり町を下っていく。あ、ここまでは車で到着しますのでご安心を。

教会内部
聖堂は19世紀に修復。マルゲリータが在世フランチェスコ会だったからかアッシジの教会を彷彿とさせる、とても美しい造りである。

中心への道
石畳の道を下って、町中へ向かう。少し足元が悪いが、とても雰囲気のある道である。聖域と呼ばれる聖マルゲリータ聖堂へ続く糸杉の道は、登ってくるのはなかなかに大変であろう。

コルトーナ
キアナ渓谷を眺める。黄色く見えるのは、向日葵畑である。このあたりも向日葵が多い。

イタリア コルトーナ
しばらくすると、町の中へ入る。町中と言っても、決して歩きやすい道というわけではない。しかし、写真好きの方や『小さな村の物語』がお好きな方には、とても面白いのではないかと思う。とても味のある石造りの町をぜひ堪能していただきたい。

天使
あら、天使ちゃんがのんびりと・・・。

市庁舎
ぶらぶらと散歩しながら、町の広場まで。
イメージ 8
大通りから、あちらこちらと伸びる小さな路地を覗く。大通りと違い、お店があるわけでも、綺麗に飾られているわけでもない。しかし、イタリアの路地はたまならく魅力的。

ランプ
高低の少ない通りから出る路地は、大概が上り坂か、下り坂。その勾配に驚きながら、カメラを向ける。さすがに暑い夏の日に路地を上下する力は出ない。
町散策だけがコルトーナの観光なのか?
いえいえ、そうではないのです。散策も楽しいのだが、歩くのが苦手な方は高台から坂を下ることは致しません。(下り坂の方が膝にきますし)平坦な大通りのパノラマ広場で車を降りて町中へ入っていきます。
コルトーナには、何があるのでしょう?

フラアンジェリコ
フラ・アンジェリコの『受胎告知』があるのです。フラ・アンジェリコが板に描いた『受胎告知』は世界で3枚しか残っていないが、コルトーナのものがその1枚。
ちなみに、フィレンツェで見ることができる『受胎告知』はフレスコ画。
フラ・アンジェリコ特有の光に満ちた優しい受胎告知をお楽しみいただけます。
そして、コルトーナはルカ・シニョレッリが生まれた町。彼の力強い作品もある。
Museo Diocesano del capitolo

日時

  • 4月1日から10月31日 毎日10:00-19:00
  • 11月1日から3月31日 火曜から日曜 10:00-17:00(月曜休館)
  • 12月25日 休館

入場料5ユーロ

入り口はドゥオモ前です。

ピエトロ・ダ・コルトーナ生家
バロックの画家ピエトロ・ダ・コルトーナも、コルトーナ出身。看板だけだが、生家がある。

 

コルトーナ、ちょっといい町。

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