アレッツォ訪問

昨年末にアレッツォを訪問した。観光の始まりは、ドゥオモから。

ステンドグラスが美しい。ストンドグラスのためか、天井の高さのためか、天へ登るようなゴシック様式が目立つ。フィレンツェの教会もステンドグラスがあるのだが、身廊が広いからか、ゴシック特有の上に伸びる感が少ない。

ドゥオモのフレスコ画。ピエロ・デッラ・フランチェスカによるマグラダのマリア。マグラダのマリアのアトリビュートである香油壺を手にし、凛とした表情で私たちを見下ろす。緑(希望)の衣を着て、赤(慈愛)と白(信仰)のマントを羽織っており、キリストの三元徳を表す。

ヴァザーリによる柱廊。いつ見ても美しいが、朝の光が差して美しさを増す。

1262年に設立した世俗慈善団体の建物だが、16世紀に作られた時計が面白い。写真では見えにくいが、クローバーの形をした針が一つ、時を知らす。そして天体時計にもなっている。地球を中心として、太陽、月が並ぶ。

訪れたのは年末だったので、クリスマス市も開かれていた。

隣の芝生は青いからか、フィレンツェのクリスマス市よりもずっと素敵に見えるのは、なぜ?

次回は、この市でクリスマスオーナメントを買ってみたい。

グリルされたチキンがぐるぐると回り、多少の煙と共に美味しそうな匂いを辺りに撒き散らしていた。そろそろランチタイムとなる。

この日のランチは、チーズ・バーで!

ペコリーノ、ゴルゴンゾーラ、クリームチーズ、カプリーノなどと、16種のチーズの盛り合わせ。チーズ好きには、たまらない。白ワインをお供にすれば、アレッツォ観光も完璧!
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