クレテ・セネージと オルチャ渓谷写真ツアー
(ピエンツァのクリスマスの飾り。いつも果実なのです)
あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。

今年はクレテ・セネージと オルチャ渓谷写真ツアー から1年が始まった。お天気に左右されてしまうが、冬のトスカーナの田舎も素敵である。
(天気を確認後、ツアーのお申込みは前日でもお受付いたします)

シエナの南に位置するクレテ・セネージは知名度こそ低いが、緩やかな丘が幾重にも重なるトスカーナらしい土地である。糸杉が所々に伸びる丘陵地の合間にゆったりとカーブをなす道。こんな日は格好のドライブ日和。気に入った場所で写真を撮りながら進む。

秋に種まきした小麦がそろそろ成長して大地を覆う。この時期ではさすがにトスカーナの風景としてよく知られる緑の絨毯の丘陵地とはいかないが、これだけ緑があれば良しとしよう。

糸杉の背比べ。右のお方が少しだけ勝ってるかしら?

ため息が出るほど美しい景色が続く。どこを切り取っても絵になる。
あ!羊の群れ!近づくと逃げていこうとしながらも、こっちをジーっと見つめている。怖がりかと思いきや、好奇心はあるのね。

オルチャ渓谷のシンボル。オルチャよ、今年もよろしく

青空、糸杉、トスカーナ。風もなく、穏やかな1日。

世界遺産の町ピエンツァへ到着。冬休みとあって、町は賑わいを見せていた。静かなピエンツァも好きだけど、活気があるのも悪くはない。

静かにお留守番。偉いねぇ。うちの子にはこの落ち着きは絶対無理だな。二匹ともブルーのリードだから男の子かな?

お店の飾りが可愛い。

そろそろオートマで写真を撮るのはやめようと、こんな景色を見ると思うのである。冬の光が眩しくて、光と影の折り合いがうまく撮れない。だから目に焼き付けるしかないのだな。

ここからの糸杉の風景が大好き。

車のボンネットは暖かいのかね?これでもかってぐらい丸まっている猫。

おっと、ベファーナに向けて魔女の飾りが!いきなり怖いっす。しかし、この手作り感がなんとも言えない味がある。

最後に糸杉が映えるもう一箇所の場所へ寄って、フィレンツェへ。
今年も心に残る素晴らしきトスカーナの旅をご案内できればと思っています。