オルヴィエートとチヴィタ・バーニョレジオ

岩壁の上に建てられた町オルヴィエートと、死にゆく町チヴィタ・ディ・バーニョレージョを訪問するフィレンツェ発着プライベートツアーです。

オルヴィエートは、凝灰岩の岩棚にそびえたつ中世の趣を残した町です。エトルリア人を起源とする町は、13世紀から17世紀にかけて建設された美しいドォウモを中心に、中世の数々の教会、館をはじめ、洞窟、井戸など様々な見所があります。

特に1527年から10年かけて造られた聖パトリッツォの井戸は、とても興味深いものがあります。1527年に起こったサッコ・ディ・ローマと呼ばれる神聖ローマ帝国軍によるローマ略奪におびえたローマ法王クレメンテ7世の命により、敵が町を包囲・攻略したときの水源対策として聖パトリッツォの井戸が造られました。248段の階段を下へ下へと降りていくのは、まるで暗闇の未知の世界へと足を踏み入れていくようです。しかし最後に、水源=生命の泉に出会うという、精神的な世界を旅するようでもあります。
もうひとつの井戸、カーヴァの井戸も見所です。1999年に発見されたカーヴァの井戸は、エトルリア時代のものと言われ、法王クレメンテ7世の命により拡大されました。深さ36mの井戸は、深さ30メートルの地点で、60cm×80cm大の長方形の通路が続き、その先は洞窟となっています。洞窟には、中世の時代の貯蔵庫とオーク樽作りの部屋や陶器工房後を見ることが出来ます。

ゴチック様式の美しい大聖堂は、1290年に建設が始まりました。ファサード(正面)には旧約・新薬聖書の物語がが見事な彫刻で表現されています。また聖母マリア様の物語を描いたモザイクが日の光に当たり金色に輝く様は、その美しさに感心します。スイス人の歴史家ブルグハルトがオルヴィエートのドゥオモを「世界で最も素晴らしく色彩豊かな建造物」と表現しました。中へ入り、右手奥(翼廊右側)には聖ブリツィオ礼拝堂があります。フラ・アンジェリコ、ルカ・シニョレッリなどが手がけた壁一面に描かれたフレスコ画は素晴らしく、必見です。教会翼廊左側にある礼拝堂には、ボルセナ湖のほとりの教会で聖体を分けるとキリストの血が流れたという「ボルセナ湖の奇跡」の際、キリストの血をぬぐった布が聖遺物として飾られています。今の教会はこの聖遺物を祭るために建設されました。

星2時間でオルヴィエートのどこを訪問できるの?

ご希望の場所にご案内致します。2、3箇所が目安です。

  • 聖パトリッツォの井戸
    -入場料:5ユーロ、3,5ユーロ(7-18歳、65歳以上、カーヴァの井戸チケット保持者)
    -1・2・11・12月 10:00/16:45
    -3・4・9・10月  9:00/18:45
    -5・6・7・8月   9:00/19:45

  • カーヴァの井戸(エトルリア時代の洞窟)
    -入場料:3ユーロ、2ユーロ(65歳以上、聖パトリッツォの井戸チケット保持者)
    -毎日(祝祭日の月曜日除く)9:00/20:00
    -休館日:月曜日(祝祭日除く)、1月後半
  • オリヴィエート・アンダーグランド(地下街)
    -入場料:6ユーロ、5ユーロ(65歳以上、カーヴァの井戸チケット保持者)
    -毎日 11:00、12:15
    -2月は土・日のみ
    -英語、伊語、スペイン語、独語、露語のガイド付き
    -所要時間:約1時間
  • ドゥオモ(聖ブリッツォ礼拝堂)
    -入場料:3ユーロ(ドゥオモ、聖ブリッツォ礼拝堂)、6歳以下無料
    -11月から2月 9:30/13:00、14:30/17:00
    -3月&10月 9:30/18:00
    -4月&9月 9:30/19:00
    -日曜日、祝祭日 11月から3月 14:30/16:30
    -日曜日、祝祭日 4月から10月 13:00/17:30

  • 聖アゴスティーノ教会(フランチェスコ・モキの受胎告知)と教皇館
    -入場料:4ユーロ、6歳以下無料
    -11月から2月 10:00/13:00、14:00/17:00
    -3月10月 10:00/17:00
    -4月9月 9:30/19:00
  • モーロの時計塔
    -入場料:2,80ユーロ、2ユーロ(60歳以上)
    -11月から2月 10:30/16:30
    -3・4・9・10月 10:00/19:00
    -5月から8月 10:00/20:00

※ガイドが館内までご案内致します。

館内に入らず、町中散策も可能です。昔ながらのお店の残るオルヴィエートの町はメインストリートの両側に伸びる小路も味があり、写真スポットの連続です。
町の至るところに見られる楽しい木製の作品は、工房ミケランジェリの作品です。この工房は5世代にわたり木材を使用した家具や置物を制作しています。工房のある通りもミケランジェリ通りと呼ばれています。

オルヴィエートのレストランにて、ご自由に昼食を召し上がっていただきます。お勧めのレストランのご案内、レストランのご予約やメニューのお手伝いを致します。

昼食後は、車窓に広がるウンブリアの緑の大地を眺めながら、チヴィタ・バーニョレジオへ移動します。この町の名前の由来は「バーニョ・デル・レ=王の温泉」といわれ、伝説によるとここで湧き出る温泉がロンゴバルドの王の傷を癒したということです。 天空に浮かんだような町は、岩棚にそびる、とてもユニークな姿をしています。町を支える岩棚は、火山灰などが堆積したこの地方特有の凝灰岩でできていて、年月とともに風雨で風化が進み、奇跡が起こらない限りいつの日か崩れ去ってしまう運命です。チヴィタ出身の随筆家であるブォナヴェントゥラ・テッキは、この町を“La città che muore”(死にゆく町)と表現しました。300メートルの長い橋を歩いて渡り、唯一残された門ポルタ デル カッセッロ(天守の門)をくぐり、町に入ります。今ではほんの数世帯が住んでいるだけですが、荒廃した様子はなく、黄色が美しい凝灰岩作りの家々には花が飾られ、希有な運命が待ち受けているとはとても思えません。美しく維持・修復された町並みをあるいていると中世へタイムスリップしたかのようです。一方、町の反対側では、断層による岩石の粉砕と、地表の風化・浸食作用で作り上げられた、まるで月世界のような風景が広がります。

オルヴィエート地図  地図をクリックして拡大

以上の全行程を、市認定ハイヤーNCC(運転手付き専用車)にて、イタリア政府公認ライセンスガイドであるeasyfirenze.com代表市川朋子がご案内致します。

ツアー出発時間8時30分、到着時間17時30分を予定しております。
8:30 フィレンツェ発
10:30 オルヴィエート着(昼食時間を含めて、3時間30分)
14:00 オルヴィエート発
14:45 チヴィタ・ディ・バーニョレージョ着(1時間15分)
15:00 チヴィタ・ディ・バーニョレージョ発
17:30 フィレンツェ着
※時間はあくまで目安です。フィレンツェ出発時間と各町での滞在時間は変わりませんが、各町の発着時間とフィレンツェ帰着時間は交通事情により多少のずれが生じることがあります。
※場合によって、訪問順序が入れ替わる場合がございます。
ご宿泊先の玄関先まで送迎致します。お申し込みいただく際に、送迎先をご指定ください。
フィレンツェ発オルヴィエート駅着、フィレンツェ発ローマ着も可能です。ローマ着の場合は、追加料金が生じます。詳しくは、お問合わせください。
 料 金 (1名様 / 税込み)
人数 料金
(ドライバーのみ)
料金
(日本人ガイド付)
1名様 480ユーロ 540ユーロ
2名様 210ユーロ 270ユーロ
3名様 165ユーロ 185ユーロ
4名様 130ユーロ 145ユーロ
5名様 110ユーロ 120ユーロ
6名様 100ユーロ 105ユーロ
7名様 90ユーロ  
→ 今日の為替レート
上記の料金は、
  • (ドライバーのみ)運転手付き車代が含まれます。
  • (日本人ガイド付)運転手付き車代、日本人ライセンスツアーガイド代が含まれます。
  • 昼食代、施設入場代は含まれません。
  • 別途、チヴィタ・バーニョレジオの村への入場代1,5ユーロが生じます。
  • フィレンツェ歴史地区発着です。歴史地区以外の発着の場合はお問合せ下さい。
  • 1月1日、5月1日、12月31日は割り増し料金となります。
  • 12月25日はツアーは実施されません。
フォーム ※フォームから問合せ・申込みができない場合は、
お手数ですがメールにてお問合せ下さい。