シエナ、サンジミニャーノ、白ワインのワイナリー

アレンジツアーで、シエナ、サンジミニャーノ、白ワインのワイナリー。

この日は、可愛い新婚さんをご案内。シエナとサンジミニャーノ、そこにワイナリーを加えてとのリクエスト。ワインは白ワインがお好きということで、フィレンツェ発着、シエナ、サンジミニャーノ、ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノワイナリーの旅プランをご提案させていただいた。 シエナ全景 寒さが少し和らいだトスカーナだが、ここのところの不安定な天候は変わらない。傘を片手に、シエナ散策。 シエナ街角 イタリアでよく見かける、ほのぼの老夫婦。理想の年の老い方と思うが、うちは喧嘩が絶えないからなぁ。まぁ、このお二人も喧嘩もしながらなんだかんだと添い続けているのかも知れない。 サンタカテリーナ 14世紀に生きたシエナの聖女カテリーナの生家から。生家が聖域となり、聖女にちなんだ礼拝堂と教会がある。聖女カテリーナは1939年にイタリア全土の守護聖人となった。イタリア全土の守護聖人は聖フランチェスコと彼女の2人だけである。 シエナアーチ 中世らしい、味のある通り。 カンポ広場 カンポ広場へ行くと、太鼓の音が聞こえてきた。シエナの紋章は白と黒だが、白黒の服を着た人にシエナ 全地区の旗?何の行進だろう?こういうイベントに出会えるのは得した気分。めっちゃ短い行列やけど。練習か? この日、マンジャの塔は入場できなかった。雨のために階段が濡れているので危険ということらしい。 代わりに、ドゥオモの展望台に登ることにした。シエナのドゥオモは、14世紀に増築を試みたが未完成に終わった。完成すれば正面玄関(ファザード)になるはずだった場所が、ファッチャトーネと呼ばれる展望台となって残っている。石だから可能なのか、このファッチャトーネを見るたびに古いものを残すことの大切さを思い知る。 ドゥオモ付属美術館 付属美術館で、最初に圧倒されるのは大聖堂の薔薇窓である。ドゥオモにあるのは複製で、ここにオリジナルが保管されている。大聖堂の中からは、上部にある丸窓の大きさを感じることはできないが、近くで見ると想像以上に大迫力である。 眺め 美術館を見学しながら、上へ登る。ハイシーズン中は入場制限のため屋上への階段で列ができるが、この時期は問題ない。人は少なくても見学時間は15分。屋上に通ずる螺旋階段の数は決して多くはないのだが、非常に幅が狭くグルグル回るので頭がふらついてしまうが、高台から見下ろすレンガ色の町が綺麗で登った甲斐がある。 シエナ、サンジミニャーノ、白ワインのワイナリー エレガントという言葉がぴったりで、シエナの大聖堂の色が好き。 シエナの展望台は、ドゥオモ付属博物館が入り口である。料金は、SI PASSという全施設共通チケットで、今、お得な時期です! 6月27日 – 7月31日、 8月18日 -10月 28日 € 15,00 3月1日 -6月26日、8月1日 -8月13日、10月 29日 -10月31日、12月 26日 -1月 6日€ 13,00 11月1日-12月24日、1月7日-2月28日 € 8,00 シエナ大聖堂 大聖堂の中も見学。天井も豪華絢爛なピッコローミニ図書館。 サンジミニャーノ シエナを後に、サンジミニャーノへ。 サンジミニャーノ広場 食後の散策。先日訪れた時よりもさらに人がまばらで、広場を独り占め。広場の世界チャンピオンのジェラート屋は開いてまーす。1月6日以降から2月にかけてがお休みかな。時期的にジェラートの種類が少ないけれど、ヴェルナッチャやシャンペルモ(ピンクグレープフルーツとシャンパン)、ヴェネレネーラ(ブラックベリーとラベンダー)、クレマ・サンタフィーナ(サフランクリーム)のおすすめ定番はあり。 サンジミニャーノ眺め うっすらと霧が出てきた。それもまた、神秘的。 サンジミニャーノの塔 塔にかかる霧、その周りを黒い鳥が飛んで、うっわー!こんなん映画でしか見ぃひんで!めっちゃファンタジーで、これぞ騎士物語やん! サンジミニャーノ田園風景 立ち去りがたいサンジミニャーノの田園風景。 サンジミニャーノ雲海 レオナルド・ダ・ヴィンチは空気遠近法をして遠くのものは青く霞んで見えると言った。霧の海の中、重なる丘に、レオナルドの言葉そのままの景色が広がる。 ワイナリー 旅の最後の行き先は、ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノワイナリー「チェザーニ」。昼食のレストランでもハーフボトルのヴェルナッチャを試されたが、気に入っていただけたようで嬉しい。 ワイナリー樽 樽は赤ワイン用。樽熟成をするヴェルナッチャのリゼルヴァもあるが、私は樽熟成しないほうが好みである。このワイナリーも2012年まで樽熟成をしていたが、ステンレス熟成にかえた。個人的には良策と思う。リゼルヴァに当たる「サニチェ」は2015年がめちゃくちゃおすすめ!飲んだ瞬間から印象に残ること間違いなし。ベースのヴェルナッチャは、最新ヴィンテージの2017年は存在感があって良い。同じワイナリーでも年により味が異なり、どの年もそれぞれの美しさがある。これが ワインの醍醐味だろう。

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