フィリッピーノ・リッピ記念切手で絵葉書を送ろう!

フィレンツェのドゥオモ
ドゥオモ前のクリスマスツリーの点灯とともに本格的なクリスマスシーズンが到来したフィレンツェ。今年もライトアップされたフィレンツェの夜の街が綺麗である。
クリスマスに合わせて、12月1日にとても素敵な記念切手が発売開始となった。

切手

フィリッピーノ・リッピ『聖母子と天使たち』の記念切手。日本でボッティチェッリ展が開催された時に本物をご覧になられた方もいらっしゃるだろう。『聖母子と天使たち』はカッサ・ディ・リスパルミオ・ディ・フィレンツェ銀行の所蔵である。今年で銀行25周年記念となり、その締めくくりとして記念切手が作られたそうだ。

フィリッピーノ切手

『聖母子と天使たち』は19世紀にコルシーニ家の収集品の一つであったことからコルシーニのトンド(丸)とも呼ばれている。ルネッサンスの時代、丸型の絵はプライベート用として描かれた。依頼主についてはメディチ家ではないかとも言われているが、真相は分からない。

幾何学模様の床から遠近法が感じられる。床の線から導かれる絵の中心は普通は聖母子になるわけだが、この絵では右手の3人の天使たちが中心となる。音符が書かれた巻物は、おそらく15世紀に作曲された人気の曲Fortuna desperata(うちひしがれた幸運)で、この曲はシモネッタ・カッタネオ(ヴェスプッチ)の死を悼むために作られたと言われている。シモネッタといえば、ルネッサンス時代の世界で最も美しい顔100人の1位だった美女。美しさばかりでなく、23歳の若さで亡くなったところがさらなる伝説を生んだ。

オリジナルの歌詞はシモネッタ追悼だが、絵の中では聖母マリアの賛美歌としてアレンジされている。3人の天使の黄色い服の子が指をピンと立てているのは、リズムを取っているのだろうか。こういう細かいリアルさがあるフィリッピーノの天使が大好き♪


(Alexander Agricola作 Fortuna desperata)

記念切手は在庫が無くなるまで販売。どこの郵便局でも販売されているだろうが、ご興味がおありのフィレンツェ観光に来られる方に、中心街の中央郵便局をご紹介しておく。

郵便局

共和国広場のアーケード下にあるので、わかりやすいと思う。
住所:Via Pellicceria 3
開館時間:月曜日から金曜日8時15分から19時、土曜日は12時30分まで
日曜日休館

郵便局内

中に入るとこのような通路があり、通路右手の部屋で記念切手が購入可能。記念切手のお値段は一枚0,95ユーロ。日本へ送る絵葉書の切手代は2,10ユーロ(だったと記憶する)

 切手シリーズ

15ユーロで絵葉書付きの記念切手セットもある。うーん、切手だけでいいや

記念切手について調べていると、毎年クリスマス記念切手というのが販売されているのが判明!知らんかった!クリスマスだけでなく、今年だとミッキーマウス90周年とか色々と面白いものがある。

切手500

Fiatの新しい500を記念して、というのまで!

私が気に入ったのは、フラ・アンジェリコの受胎告知。でも、売り切れ!

フラアンジェリコの切手

刻印というのかしら、それも素敵。

ご興味がある方は、以下のページで過去の記念切手を見ることができる。郵便局には記念切手を集めた冊子があるので、それから選ぶこともできる(と思います)。
http://e-filatelia.poste.it/showCataloghiProdotti.asp?lingua=&id_categoria_prodotto=281

今年のクリスマスにこんな素敵な切手で大切なあの人へクリスマスカードを送るのは如何でしょう?まぁ、クリスマスの時期までに日本にカードが届くかどうかは不明だが

 日本までたどり着けばあとは早い!はず!

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