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.バーニョヴィニョーニ
オルチャ渓谷の南に位置する標高約1,700mの火山アミアータ山の影響で、この周辺は温泉がいくつか存在しますが、バーニョヴィニョーニもオルチャ渓谷の温泉町のひとつです。
古代ローマ時代から温泉として利用されており、シエナの聖女カタリア、ローマ教皇ピオ2世、メディチ家ロレンツォ・イル・マニーフィコなどが訪れたという記録が残っています。
普通、イタリアの町の中心には広場があるのですが、この町は広場の変わりに大きな水槽があります。16世紀に作られた、49m×29mの大きさの水槽には、1,000mの地下の源泉から湧き上がる52℃の湯が注いでいます。泉質は、カルシウム・マグネシウム炭酸水素塩泉です。


とても小さな温泉町バーニョヴィニョーニは、中世の佇まいのまま保存されています。18世紀になり、町に初めて温泉を利用できるホテルが建ちました。現在も町にある1軒のホテルにて、温泉プールを日帰りで利用でき、打たせ湯もあり、泥マッサージを受けることもできます。

